学校の中から、
今と未来の居場所をつくる。
週1回、安心できる居心地の良い空間を学校のなかにつくります。コンポーザー、地域の方、他団体のスタッフが訪れることもあり、高校生が定期的に様々な人とつながることができる場でもあります。スタッフは、日々の会話から困りごとを拾いサポートにつなげ、生徒が卒業した後も社会のなかに居場所がある状態を目指します。
特徴
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出会う・つながる
生徒とスタッフや生徒同士のつながりをつくるきっかけを提供します。食事や飲み物などの配布や季節に合わせた企画を実施するなど相談ごとがなくても訪れやすい場をつくります。 -
自己表現できる
スタッフは生徒が安心して発言や行動ができるよう、「否定せず関わる」姿勢を大切にしています。 -
連携・つなぐ
先生やスクールソーシャルワーカーと連携し情報共有します。生徒が興味をもつ仕事をする大人から話を聞く企画や仕事体験ツアーへつなぐなど、進路に関する情報提供もしています。
居場所事業の実績
(2017~2021年度)
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8校
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368回
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延べ1,130名
参加者のエピソード
日々の会話から、さまざまなつながりが生まれています。
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Aくんの場合
アルバイトは不安やけど、
なんかしたいと思ってて居場所事業に訪れ、居場所事業に参加していた地域の方に話したAくん。「ボランティア活動はどう?青少年センターで募集をしているよ」と教えてもらい、後日参加したと話していました。 -
Bくんの場合
D×Pと仲の良い
服屋があるんだけど、
仕事体験してみない?服が好きと話していたBくん。アルバイトは、ほとんどしたことがなく「興味はあるけど、どんな仕事があるのかも全然わからない」と話していました。後日、D×Pスタッフと一緒に仕事体験ツアーに出かけ、仕事に対する知識を深めました。 -
Cさんの場合
最近、忙しくて
全然眠れてない…。顔色の悪いCさんを心配したスタッフが声をかけると、生活に困ってアルバイトの掛け持ちを始めたことがわかりました。学校の先生やソーシャルワーカーとも連携してサポートすることになりました。