D×P×スタッフ
「D×Pの新事業街中アウトリーチ、一体なにやるの?」を話します!
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先日、D×Pの新事業アウトリーチ部門のスタッフ募集をスタートしました。今回は、この新事業の背景をお話するイベントを開催します。これまでD×Pに関わったことがある方も、スタッフ募集に興味がある方も、アウトリーチに関心がある方も、ぜひご参加ください!
▼対談生放送概要
日時:5月19日(木) 12:00〜12:30
場所:twitterスペース
録音を聴くことができます。再生ボタンが出ていない場合は、通知をオンにするを押してみてください。
日程が変更になりました(5/23)
日時:6月1日(水) 20:30〜21:30
アーカイブ動画は以下よりご覧ください!
D×Pは、2012年から通信制高校や定時制高校で10代と関わってきました。継続した関わりの中で、生徒の持つ生きづらさもひとりひとりのもつ魅力や可能性も日々感じています。
生きづらさの背景は多様です。家庭環境、経済的な事情、いじめや虐待など過去の経験、持病や障害など、ひとつではなく複数が重なり合って生きづらさとして表出しています。LINE相談事業ユキサキチャットをスタートし、日本全国の10代と出会い関わりが持てるようになりました。しかし、自分の困難を文章にできる人でなければ相談はできません。
学校以外にも10代がいる場所へ出会いに行き、孤立する10代につながりが得られる機会をつくっていきたいと考えています。アウトリーチ事業のため、実際に大阪ミナミの街を歩く調査も始めています。そこで見た若者の姿やこの事業にかける思いなど、いろいろお話したいと思っています。ぜひご参加ください!
アウトリーチ事業部についてはこちらをご覧ください。
孤立する10代に出会う。街中アウトリーチを行なう新規事業の立ち上げスタッフ募集
今回の登壇者
今井 紀明(いまい のりあき)
1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。神戸在住、ステップファザー。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後友人らに支えられ復帰。偶然、中退・不登校を経験した10代と出会う。親や先生から否定された経験を持つ彼らと自身のバッシングされた経験が重なり、2012年にNPO法人D×Pを設立。
経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、LINE相談「ユキサキチャット」や定時制高校での授業や居場所事業を行なう。10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。
経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、LINE相談「ユキサキチャット」や定時制高校での授業や居場所事業を行なう。10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。
今井 紀明
野津岳史(のづ たかふみ)
1994年生まれ。近畿大学総合社会学部卒。高校生のとき、家庭や学校の中で居場所が感じられずに家出を繰り返す。大学進学後、人に対して冷たく当たっていた自分のことも否定せずに関わり続けてくれる友人との出会いや、自分を応援する多様な大人と出会う。否定しないで関わる多様な人とのつながりをつくることが、生きづらさを抱えていたとしても自分らしく生きていける社会につながるのでは?と考え、2015年からD×Pインターンとして参画。2017年から天神祭ごみゼロ大作戦事務局として主にボランティアマネジメントに従事し、2018年秋からD×Pの正社員に。現在は、生徒と社会をつなぐ事業部 マネジャーと経営企画部兼任し、定時制高校におけるプログラム、事業の運営統括、D×Pの組織運営を担う。10代ひとりひとりが様々なつながりや選択肢を得て、自分が望むように生きていける環境をつくるべくアウトリーチ事業を立ち上げる。
野津 岳史