2023年11月12日(日)NHK BS1 午前10:20より、ザ・ヒューマン「生き残れ 若者たちよ 〜NPO代表 今井紀明〜」にてD×P理事長 今井紀明のドキュメンタリーを放送いただきました。
ご視聴いただき、ありがとうございました!
このページでは理事長 今井の過去やD×Pの最新の取り組みについてまとめました。
はじめてD×Pを知ってくださった方、ぜひお読みいただけると幸いです。
2004年、イラク人質事件。
D×Pの創業者の一人である今井は、2004年の高校生のときイラクの子どもたちの医療支援のために当時紛争地域だったイラクへ渡航しました。
そして、現地の武装勢力に人質として拘束されました。「イラク人質事件」の当事者です。
解放され帰国すると「自己責任」の言葉のもと、社会からバッシングを受けました。今井は対人恐怖症になり、2年ほど家に引きこもる日々を過ごしました。
物価上昇の影響もあって、若者からの相談がたくさん届いています。
「ガスや電気が止められました」
「家賃を滞納しています」
「親から殴られて」
「死のうと思っています」
という厳しい状況にいる相談者からの相談が届いています。
そんな彼らに大きく影響を与えるのは、物価上昇。
生活必需品や光熱費の上昇によって、我慢で切り詰められる部分は食事になってきています。
コロナ禍の影響で「一時的にバイトができなくなって苦しい」という声が多かったころに比べ、物価高騰の影響は先が見通せないということが大きく違います。
商品あたりでみると数百円の値上げが若者の生活に直結しています。
D×Pは、親に頼れず困窮する若者に“ごはん”を届けます
わたしたち認定NPO法人D×P(ディーピー)は、親に頼れず困窮する若者に30食分のごはんを届ける活動をしています。
体調を崩していて調理をする気力がない、調理器具がないなど、ひとりひとりの事情に寄り添いレトルト食品や缶詰、パスタ、お米、フリーズドライの味噌汁などを送っています。
若者へごはんを届けるときに、大事にしている3つのこと
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30食分をすぐに送る
本人から申し込みを受けたあと、数日以内にzoomを使って面談します。その後必要書類の提出をいただいたのち、2,3日で届くように食糧を発送します。相談者が「相談してよかった」と思えるように、素早く送ることを大切にしています。 -
ひとりひとりが
受け取りやすく体調や苦手な食べ物、調理器具の有無などを聞き、ひとりひとりに合わせて内容をカスタマイズしています。食糧の他にも必要なものがないかを選択式のアンケートで尋ね、マスクや生理用品・シャンプー・歯ブラシなどの日用品も届けています。 -
長期でつながる
支援につなぐ食糧を届けながら、LINE相談「ユキサキチャット」で、生活改善に向けてやりとりを行ないます。本人の望む状態を聞きながら、福祉制度の利用サポートや地域でサポートしてくれる団体等につなぎ、本人の生活の安定まで支援します。
これまでにごはんを届けた若者からのメッセージを紹介します
他にもたくさんの声が届いています
D×Pと一緒に孤立する若者をサポートしませんか?
認定NPO法人D×P理事長
今井 紀明
コロナの影響が出始めた2020年から、孤立する若者に「ひとまずごはんを食べて」と食糧支援を始めました。
それから度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令されました。親に頼れず暮らす若年層の生活はより一層厳しくなったと感じます。
また、極端な長時間労働や過剰なノルマ、残業代・給与等の未払いにハラスメントなど、低所得の若者が働く職場環境の問題も多く聞きました。困窮状態に至る要因は、コロナだけではありません。若者が安心して生活を送ることができる。失敗を恐れず再挑戦できる。学びを諦めずにすむ。食糧支援をはじめとしたサポートで、若年層のセーフティネットをつくりたいと考えています。
NPOは、困りごとを抱える人の声をきき、素早く動くことができる組織です。これは、活動に共感してくださる皆様からのご寄付があるからこそ為せることです。10代を孤立させない社会をともにつくっていきましょう。
今すぐ寄付して若者にごはんを届ける
クレジットカードを使って今すぐ寄付を始めることができます!ともに10代を支えましょう。よろしくお願いします。
2人の寄付者さんで30食分のごはんを卒業まで届ける
30食分のごはんを卒業まで届ける
30食分のごはんと相談で卒業まで支える
今回のみのご寄付(単発)、その他の金額での寄付はこちらからできます
D×Pへの寄付は税控除の対象となります。
2015年6月8日付で、D×Pは大阪市の認定を受け「認定NPO法人」になりました。認定NPO法人とは、活動内容が適正であるとして各自治体から認定をうけた団体のことを指します。認定NPO法人へのご寄付は、税控除の対象となります。D×Pへ寄付していただくと、最大約40%のお金が戻ってきます!
よくいただく寄付に関するご質問
- 寄付金はどのようにつかわれますか?
皆様からの寄付金は、公立の定時制高校での授業や居場所事業の実施、ユキサキチャットでの相談、食糧支援や現金給付など、様々な機会提供のためプロジェクトの活動費として使わせていただいています。費目別で見ると、「人件費」が主なもので、食糧など直接10代に届ける「給付支援費」にも充てられています。活動報告書のなかにある会計報告ページで詳細にご報告していますので、ぜひご覧ください。
活動報告書・会計報告を見るD×Pは、相談者や生徒ひとりひとりを支えるにはスタッフを支えることも非常に重要だと考えています。2022年4月にD×Pは全職員のベースアップを行いました。D×Pの人件費に関する考え方は以下をご覧ください。
お知らせ:認定NPO法人D×Pは2022年4月に全職員への賃上げを行いました。- 寄付はどのような方法がありますか?
クレジットカード、口座振替、銀行振込にて対応しております。その他にも様々な寄付の方法がございます。
使用できるクレジットカードは以下の通りです。
- VISA
- MASTER
- JCB
- AMEX
- DINERS
食糧品(日用品・マスクを含む)の寄贈は受け付けておりません。詳細は、「Q.10代に食糧を直接届けたいです。D×Pへお送りしてもいいですか?」をご覧ください。
- 法人としての寄付を検討しています。相談はできますか?
ご検討いただきありがとうございます。具体的なご相談については担当の熊井がご対応しますので、お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。
- 月額寄付ではなく、1回のみの寄付はできますか?
はい、可能です。ご都合のいい時に、ご自由な金額でご寄付いただける「今回のみのご寄付」を承っております。今回のみの寄付をするからお手続きください。
- 月額寄付の退会はできますか?
はい、できます。D×P寄付サポーター専用 お問い合わせフォームからご連絡をいただければ、3営業日以内に対応いたします。
毎月のご寄付の方法がクレジットカードの場合は、当月の課金が最後となり翌月の課金は行われません。
月末が休業日で弊社の対応が月を跨いでしまった場合、課金が行われてしまうことがありますが、後日課金取消で対応させていただきます。毎月のご寄付の方法が銀行引落の場合は、退会の反映までに最大2ヶ月かかる可能性がございます。
- どのくらいの税制優遇を受けることができますか?
最寄りの税務署でおたずねになるか、国税庁のサイトをご確認ください。個人の方は「税額控除」か「所得控除」のどちらか有利なほうを選ぶことができます。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1263.htm
また、お住まいの地域によっては個人住民税の控除対象になる場合がございます。自治体によって異なるため、当団体ではお答えしかねますのでお手数ですが各自治体へお問い合わせくださいませ。
クレジットカード決済について
ROBOT PAYMENT社のシステムを利用しております。同社では、シマンテックSSLサーバ証明書を採用しており、入力情報は安全な形で送信されます。お客様情報も暗号化され厳重に保管されるため、第三者に漏れることはございません。また、クレジットカード番号は、当団体には開示されません。
個人情報について
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