2021年8月17日(火)、TOKYO FM「ONE MORNING」のコーナー「Letter for the next」で、ユキサキチャットの取り組みについて取り上げていただきました。
TOKYO FM「ONE MORNING」
平日朝6時から生放送でお届けするラジオ番組 TOKYOFM/JFN「ONE MORNING」。パーソナリティは、ユージ、吉田明世。
番組WEBサイト:https://www.tfm.co.jp/one/
ユキサキチャットとは?
不登校・高校中退などの困難を抱えた10代がLINEで相談することができる窓口です。ひとりひとりに合ったつながりと仕事をつくり、つなげていきます。
コロナ禍では、25歳までの方の生活の相談にも応じています。アルバイトのシフトが減ってしまったなど生活に困っている方を対象に、現金給付や食糧支援を実施しています。保護者に経済的に頼れずに自分で生計をたてている10代、20代にとって、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置でアルバイトなどのシフトが入れないことは死活問題です。また、2020年は生活を工夫しながら1年間耐えてきたけれど、貯蓄を切り崩し、もう限界ですという声が今年の4月から届いています。
サポートを受けたい15歳〜25歳の方はこちら
現金給付・食糧支援とは?
- 保護者など経済的頼り先があるか
- 貯金や借金があるかなど本人の経済状況はどうか
- 仕事をしているか、働ける状態にあるかなど収入見込みがあるか
- 公的なサポートを既に受けているか、今後受けられそうか
などを総合的に判断し、よりひっ迫した状況にある方に対して給付等を決定しています。給付の目的は、生活費、家賃、学費の支払いや、ライフラインの滞納の解消などの支払いに充てることです。支援を決定する場合も見送る場合も、支出の見直しや収入確保のため転職・アルバイト探し、利用できる公的支援、奨学金の申請などをユキサキチャットでサポートしています。
「ずっと、部屋で天井を見上げていました」
これは、新型コロナによって仕事を失ったある若者の言葉です。働けない状況や経済困窮は、何かをしようという気力をむしばんでしまいます。
わたしたちがサポートする15歳~24歳は、50.9%がアルバイト、契約社員など非正規雇用で働いています(令和元年労働力調査)。令和2年の労働力調査によると非正規雇用者は減少し続けています。保護者に頼れず生活する若者にとって、仕事がなくなることはもちろんのこと数時間のシフト削減であっても大きく生活がひっ迫します。
また、2020年の子どもの自殺は過去最多。家族、教育など「人とのつながり」が希薄な10代は、仕事を失うことでさらに孤立を深める危険性があります。自分で自分を追い込んでしまう前に、安心して生活できる環境を整えることが大切です。
「寄付で応援」してみませんか?
わたしたちは、既存のセーフティネットでは拾い上げられなかった10代と出会い、社会につなげていく役割を果たします。
生きづらさを抱えた10代が、この社会で生きて・活きることができる新しいセーフティネットをつくっていきたいと思っています。
あなたも、不登校経験・経済的困窮・発達障害などの生きづらさを抱えた10代を孤立させないセーフティネットをつくりませんか?
わたしたちは、みなさまからのご寄付を収入に活動を続けています。どんな境遇にあっても、「生きていける」と思えるようなつながりを得られる社会を、わたしたちと一緒に実現する仲間になってください。