この度、認定NPO法人DxP(ディーピー)の2019年度 活動報告書を公開しましたのでお知らせ致します。
2019年4月〜2020年3月の間のD×Pの取り組みと成果をまとめています。
ご寄付・ご支援いただいている方には7月末にご送付いたしました。
もうお手元に届いているかと思いますが、もし「まだ届いていない!」という方がいらっしゃいましたら、ご遠慮無くお声がけくださいませ。
ご支援くださっているみなさま、いつも本当にありがとうございます。ぜひ、ご寄付でできた活動の成果をご覧いただけると嬉しいです。
活動報告書の中身を少しだけお見せします
2019年度のD×Pをまとめた見開きです!1つ目には、クレッシェンドや居場所事業など複数の取組を実施するなかでできた生徒との関係性をエピソードでご報告しています。生徒のAさんとの関わりは、2017年から。クレッシェンドで出会い、居場所事業での定期的な関わりを通して、学校外に仕事体験ツアーにも行くこともできました。
居場所事業のページです。2019年度は、「いごこちかふぇ」「ライブラボ」とふたつのかたちで運営しました。背景の室内の様子のイラストは、ある定時制高校で行なう居場所事業のイメージ図です。生徒に室内の様子を伝えるために、D×Pのインターン生が描いたイラストを配置しました。生徒とスタッフのやりとりの様子も、実際に行われていたやりとりを再現しています。
今年は、居場所事業によく訪れていた卒業生のインタビューも掲載しています。高校生の言葉そのままで、彼女たちの様子が目に浮かぶようなインタビューになりました。ぜひ読んでみてください♪
オンライン進路相談事業についてもたくさんのデータをもとにご報告しています。いままでまとまった説明ができていなかったサポートの流れや相談の先にあるひとりひとりの『ネクストアクション』についても解説しています。
2019年度は、悩みを抱える10代とつながるため入り口も拡大してきました。学生限定のSNSアプリ『ひま部』との連携も開始し、登録数が2018年度の8倍にもなりました。
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わたしたちは、「人とのつながり」がこの社会をいきてゆく土台となりセーフティーネットになると考えています。
これまで高校生と関わるなかでわかってきたことは、卒業後に頼れる人や場所が激減し、早期退職につながったり、適切な福祉的支援が受けられず孤立していくケースが多いことです。高校生が学校を卒業したあとも、人とつながることができる未来をつくりたいと思っています。
わたしたちは、高校生が「かわいそうだから」支援をしているのではありません。一人ひとりの話を聞くと、彼らは生きづらさも抱えていますが、大きな可能性も秘めているとも思うからです。
どんな境遇にあったとしても、周囲の人の手を借り、自分の未来を信じて生きていけたら。そんな彼らが大人となってつくっていく社会を想像すると、ワクワクしませんか?
「生きていける」と思えるような“つながりを得られる社会”は、きっと誰にとっても大きなセーフティネットになるはずです。
ぜひ、「人とのつながり」というセーフティネットを広げる月額寄付サポーターになってください。