5/1(木)開催:若者が闇バイトに至る背景を考える:若者に必要なセーフティネットとは

困窮する若者の多くは、虐待やその他家庭の事情から親を頼れません。既存の支援制度を頼ろうにも、窓口は対面のみで相談しづらかったり、生活保護の規定が複雑だったり、親の照会を求められたり、若者にとって縁遠いと感じられる傾向にあります。

こうした背景からさらに孤立を深めた若者は、明日を生きるためになんとかお金を確保しようとします。そこを狙うのが闇バイトです。

D×Pではオンライン相談「ユキサキチャット」を通じて、食糧支援や現金給付などの支援を提供しています。若者が闇バイトに辿り着く前に、頼れる場所を提供したい。

そのために現在、食糧支援や現金給付などのユキサキチャットの運営に必要な資金2,000万円を募るためのクラウドファンディングに挑戦しています。

今回のイベントでは、若年層の貧困闇バイトに至る背景について、若者の孤立を防ぐための取り組みについてなどを、元神奈川新聞記者の田崎基さんをお招きして、語っていきます。

昨今話題になっている若年層の貧困、闇バイトの背景について、その取り組みについて知る機会になっていただければと思っています。

開催概要

開催日

5月1日(木)19:00〜20:00

タイムテーブル

  • 19:00:スタート
  • 19:00:挨拶・自己紹介
  • 19:10:トークセッション
  • 19:40:質疑応答
  • 19:55:クロージング
  • 20:00:終了

参加費

無料

開催場所

オンライン(zoomウェビナー)
どなたでも視聴できます
下記URLをクリックしたらウェビナーの視聴登録ページに遷移しますので、視聴登録をお願いします

参加に必要なもの

  • PCまたはスマホ(資料・映像を共有しながら進行するためPCを推奨します)
  • スマホからZoomに参加される場合は、Zoomのアプリをご用意くださいませ
  • 通信回線が安定したネット環境

スピーカー

田崎基

元神奈川新聞記者。

1978年生まれ。神奈川新聞にてデジタル編集部、報道部遊軍記者、経済部キャップ、報道部デスクなど担当。記者時代に、憲法改正問題、日本会議、経済格差問題、アベノミクス問題などをテーマに取材。参画した神奈川新聞『時代の正体』取材班が、2016年度JCJ賞受賞。

著書に『ルポ特殊詐欺』(筑摩書房)、『令和日本の敗戦』(同)。共著書に神奈川新聞取材班著『時代の正体(Vol.1~3)』(現代思潮新社)、塚田穂高編著『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩書房)ほか。


今井紀明

認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長

1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。神戸在住、ステップファザー。

高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。
その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。
その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと日本社会から大きなバッシングを受ける。
結果、対人恐怖症になるも、大学進学後友人らに支えられ復帰。
偶然、中退・不登校を経験した10代と出会う。
親や先生から否定された経験を持つ彼らと自身のバッシングされた経験が重なり、2012年にNPO法人D×Pを設立。

経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、登録者16,000名を超えるLINE相談「ユキサキチャット」で全国から相談に応じる。
10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。

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