「夏休み、虐待から逃げる場所を失いました」夏休みが不安に感じる若者100人を、ごはんとチャット相談でサポートする

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物価上昇が落ち着きつつありますが、先の見通しが不透明な現在の日本。

「天候不順を要因とした不作」「円安」「原材料高」により、今秋にかけても大規模な値上げラッシュが発生すると予想されています。

そのような影響を大きく受けているのは、親に頼ることができず、困窮している若者たちです。

そして夏休みは若者にとって孤立を深めやすい時期です。

夏休みと聞くと、楽しそうと思う方もいるかもしれません。

しかし、夏休みは学校が休みになり、居場所が減ってしまうこともあります。また経済的な負担も大きくなります。

夏休みに関するアンケートから見えてくる若者のリアル

約3割の若者が「夏休みが不安だ」と回答

D×Pが行なった夏休みに関するアンケート(n=197)でも、夏休みが不安だと回答した若者は全体の約3割にのぼりました。

D×Pが行なった夏休みに関するアンケート(n=197)

約4割の若者が「心配なことや不安なことが増える」と回答

また「夏休みになると、心配なことや不安なことが増えると感じますか?」という質問に関しては、4割強の若者が「不安を感じる」と回答しています。

家庭での人間関係・経済的な問題・ごはんが食べられない、どんな困りごとがあるのか

そして夏休みの困りごととして、家族や友人との関係が上位に来ています。

「虐待から逃げる場所がなかった」など、家族と問題を抱える若者は夏休みに家で過ごす時間が増えることで不安が増したり、エアコンがない、電気代が不安など経済的な問題で困りごとを抱えています。

また、3割近くの若者が「ごはんが食べられない」と回答しています。

「虐待から逃げる場所がなかった」「ごはんが食べられない」若者のリアルな声

自由記述では、以下のような声が届いています。

虐待から逃げる場所がなかった、警察や児相が相手にしてくれなかった
23歳
出費がとても多くなること
22歳
金銭的にきつく、満足にご飯を食えていない
22歳
経済的不安があります。 入学金と授業料減免になった給付型奨学金の世帯です。 生活費(家賃+水光熱費込の契約)は奨学金から出して、一万円を貯蓄、残りを生活費に充てています。 それでは足りないためアルバイトを始めました。 大学はサークルなどの人付き合いなど今までかからなかった出費もあります。 常にお金がない不安に押しつぶされそうです。
18歳
家庭環境の悪化(妹の学費28万を私が立て替えた)。持病の悪化(うつ病→躁うつ病)。他にも色んな重荷を背負ってます。本当は助けを求めたいのに、それさえもできない程に無気力になってしまうこと。
20歳

夏休み期間中は孤立を深めやすい若者。必要なサポートは?

そのため、私たちは

  • 夏休みに、若者の孤立を防ぐこと
  • 生活が厳しくなる夏休み、若者からのSOSを逃さず対応できること
  • 食糧支援・相談などひとりひとりにとって必要なサポートができること

が必要だと考えています。

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食糧支援は22万食。合計8,000万円の現金給付。D×Pの食糧支援・現金給付

全国の13~25歳の若者が、進路や中退、生活相談ができる窓口である「ユキサキチャット」。

ユキサキチャットでは食糧支援・現金給付を組み合わせ関係性を構築し、ひとりひとりに応じたサポートの提案を行ない、生活の安定と孤立を抜け出す手助けをしています。

食糧支援は、ユキサキチャットでの相談を通じて、所持金がほとんどない、1日1食ですなど、生活が厳しい状況の若者に食糧支援・現金給付を実施してきました。

  • 相談者のニーズに合わせて利用可能

    現金給付

    給付の目的は、生活費、家賃、学費など。ライフラインの滞納の解消・引越し・医療費など一度に大きな出費がある場合は緊急支援パックで8万円を給付します。
  • 約30食をすぐに届ける

    食糧支援

    約30食をすぐに届けます。届ける食品は、パスタやパスタソース、レトルトのカレー、缶詰、お米など。食糧支援を実施する相談者の多くは日用品も我慢していることが多いため、生理用品、ボディーソープなど必要なものがないかを選択式のフォームで尋ね、回答があったものを一緒にお届けします。

ユキサキチャットの登録者数は14,000人を超えて、右肩上がりで増加しています。

ユキサキチャットの食糧支援:ユキサキパック

3つの支援パックのなかから、相談者の状況に合わせて柔軟に対応するための枠組みです。

組み合わせることで最大の支援期間は15ヶ月となり、長期支援が可能となります。

食糧支援では、体調や苦手な食べ物、調理器具の有無などを聞いています。調理器具を持っていない、ガスや電気が止められている場合などもあるので、ひとりひとりに合わせてカスタマイズをし、食糧を提供しています。

ユキサキチャットでは、現在毎週1500食程度の食糧支援を行なっています。

  • 保護者など経済的頼り先があるか
  • 貯金や借金があるかなど本人の経済状況はどうか
  • 仕事をしているか、働ける状態にあるかなど収入見込みがあるか
  • 公的なサポートを既に受けているか、今後受けられそうか

などを総合的に判断し、よりひっ迫した状況にある方に対して食糧支援・現金給付を実施しています。

支援を決定する場合も見送る場合も、利用できる公的支援、奨学金に関する情報提供を行なったり、状況のヒアリングや雑談などで相談者と日々のやりとりをしたりしつつ、今後の生活について一緒に考えていきます。

サポートを届けたうち、約9割の方が、給付開始後に生活状況がよくなったと回答

給付後のアンケートでも約9割の方が、給付支援を通して生活状況がよくなったと回答しています。

生活が安定した若者の状況

「バイトしてる場合じゃないよ」と言われ身体的・精神的に負担を抱えていた相談者Aさんのケース

相談者Aさんから届いたメッセージ

アルバイトで生計を立てています。
実習や課題、国家試験の勉強に追われ、アルバイトに入りづらくなりました。
それでも生活のため、空きを見つけて働くようにしているのですが、学校では「バイトしてる場合じゃないよ」とも言われ身体的にも精神的にも辛いです。
親もこれ以上頼ることができません。
相談者Aさん

ユキサキチャットの対応

まずは目の前の生活を立て直すため緊急で現金給付を実施。
国家試験後に状況が安定するまでを目安に食糧支援を実施中。
オンライン面談も実施し、これからの動きを一緒に考えています。

サポート継続中の相談者Aさんから届いたメッセージ

こんなにたくさんの食べ物を送って頂けると思っていなかったので、とても感動しました。
主食だけでなく、お菓子やジュース、果物などを送っていただけた事も本当に嬉しくて、国家試験に向けた勉強のモチベーションになりそうです。
また、今月のクレジットカードの支払いもでき、安心しました。
自分が働き始めたときには、必ず恩返し出来るようになりたいと思っています。
相談者Aさん

サポートを届けた他の若者からも、たくさんの声が届いています。

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皆さまから頂いたご寄付の使い道

孤立しやすい夏休みに、1人でも多くの若者にユキサキチャットを届け、孤立を防ぎます。

そのために、1,000万円を集めます。

物価上昇の落ち着きが見えない状況であること、ごはんを求める若者が変わらずに多くいることから、今後も多くの若者から相談が来ることが予想されます。

また夏休みは、居場所がなく、親に頼れない若者、親といることがつらい若者もおり、孤立を深めやすい時期です。

1人でも多くの若者にユキサキチャットを届け、孤立を未然に防ぐことが必要だと考えています。

100人の若者と夏休み期間中に出会い、約4ヶ月間の食糧支援と継続した相談で、年末までに状況改善することを目指します。

具体的な寄付の使い道

  • 食糧支援:約30食を4ヶ月間届ける(相談者の状況により送付する期間は異なります)
  • スタッフによる相談対応:ユキサキチャットでは食糧を送ると同時に継続してチャットでの相談対応をしています。相談者の希望やありたい状態を尋ね、一緒に次の一歩を考えていきます。

食糧支援:約30食を4ヶ月間届ける

約30食を4ヶ月間届けます。
届ける食品は、パスタやパスタソース、レトルトのカレー、缶詰、お米など。
食糧支援を実施する相談者の多くは日用品も我慢していることが多いため、歯ブラシや生理用品、ボディーソープなど必要なものがないかを選択式のフォームで尋ね、回答があったものを一緒にお届けします。

スタッフによる相談対応

ユキサキチャットで相談した若者がいわゆる ”たらい回し” と感じてしまうような経験にならないよう、ひとりひとりと丁寧にやり取りしていきながら、相談者の希望やありたい状態を尋ね、一緒に次の一歩を考えていきます。

その他D×Pが実施する活動

本プロジェクトへの皆様からのご寄付は、若者の孤立を解決するためD×Pが実施する非営利活動全般に使わせていただきます。

D×P理事長 今井紀明よりメッセージ

物価上昇が落ち着きつつはありますが、まだまだ先の見通しが不透明な現在の日本に置いて、親に頼れず暮らす若者の生活はより一層厳しくなっていると感じます。 そして夏休みは若者にとって孤立を深めやすい時期でもあります。

私たちが行なった夏休みに関するアンケートでも、「仕事も家庭も、人間関係にとても苦しんでいる」「常にお金がない不安に押しつぶされそう」「生活が厳しい」という声が届いています。

ユキサキチャット事業を通じて、夏休みに子ども若者の孤立を防ぐ、SOSを逃さず対応できる、食糧支援・相談などひとりひとりにとって必要なサポートを行なっていきます。

NPOは、国や株式会社ができないことを寄付を集めて動ける組織です。子ども若者を孤立させない社会をともにつくっていきましょう。

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認定NPO法人「D×P(ディーピー)」について

認定NPO法人D×P(ディーピー)は、経済的困難、中退、虐待など、さまざまな困難な環境下にあるユース世代(13歳~25歳の若者)の孤立を解決するために活動しています。繁華街とLINE相談で彼らと出会い、困った時に頼れる人とのつながりをつくります。公的機関だけでは補いづらい部分をカバーするため、民間からセーフティネットをつくり、多様な機会(人・企業・地域)を活かしつなぎ、世の中にまだない機会をつくります。

当団体では、主に2つの事業を行なっております。

1.大阪ミナミの繁華街での居場所事業

大阪ミナミの繁華街(通称グリ下)に集まる、家庭や学校に居場所がない若者が安全に過ごすことができる「ユースセンター」を開設しています。食事の提供やゲームや漫画、音楽などを通して若者がゆっくり過ごすことができる空間をつくっています。生活支援だけでなく、行政や医療機関、専門機関などと連携し、悩みに寄り添いながら伴走支援をしています。

2.LINE相談事業「ユキサキチャット」

全国の13~25歳の若者が、進路や中退、生活相談ができる窓口を運営しています。特に経済的に厳しい若者には食糧支援・現金給付を実施。食糧支援で目の前の生活を安定させ、就職や進学、公的機関へのリーチなど、本人が次の一歩を進めるように伴走します。

ご寄付の税制優遇について

個人寄付の場合

D×Pは認定NPO法人のため、ご寄付は税額控除の対象となります。
確定申告を行なうことで、約40%のお金が戻ってきます。
寄付金受領証明書を添えて確定申告を行なうことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。地方税も寄付金控除の対象となりますが、控除割合は各自治体によって異なります。詳しくは各地方自治体にお問い合わせください。

法人名義でご寄付の場合

「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。

寄付金受領証明書の発行について

寄付をされた方には、後日「寄付金受領証明書」を送付致します。
証明書の発送日:25年1月末ごろを予定しています。発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。
※領収証の再発行はいたしかねますので、大切に保管ください。

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ご希望の寄付方法はどちらですか?

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希望の寄付金額を選び、クレジットカード情報を入力すればご寄付ができます。ともに若者を支えましょう!

クレジットカード決済について
ROBOT PAYMENT社のシステムを利用しております。同社では、シマンテックSSLサーバ証明書を採用しており、入力情報は安全な形で送信されます。お客様情報も暗号化され厳重に保管されるため、第三者に漏れることはございません。また、クレジットカード番号は、当団体には開示されません。

個人情報について
ご登録いただきましたご住所・お電話番号・メールアドレス等の個人情報は、活動報告のためのメールマガジン送付、資料のご郵送、領収書のご郵送、お電話でのご確認のみに使用します。ご本人様の承諾なしに第三者に提供することはありません。

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