こんにちは、認定NPO法人D×P(ディーピー)です!
わたしたちは2010年の創業以来、10代の孤立について向き合い続けてきました。設立当初はインターン生も含めてわずか4名ほどでスタートしましたが、今年40名を超える組織規模となりました。D×Pでは、2012年より、学校のなかに居場所をつくる定時制・通信制高校事業、2019年より、10代のためのLINE相談ユキサキチャット事業(および現金給付・食糧支援)、また2022年より繁華街の10代に新しいセーフティネットをつくるためのユースセンター事業を行っています。
NPOが担う社会的役割とは、制度のはざま・役割のはざまのボーダーラインに落ちた人に会い、都度発生した現象にクイックに応じていくことだとD×Pは考えています。 すでにある制度に当てはまらない方、孤立してしまっている方、社会的マイノリティなど、行政や民間企業が担える範囲から漏れてしまった方々の受け皿となるのがNPOです。行政や民間企業など他セクターが担う範囲が変わると、NPOの役割も変わります。当事者の声に耳を傾け続けることで、それに応じてD×Pの事業も変えていく必要があります。
少しずつではありますが、共に目指し取り組む仲間が増えてきたことで、できなかったことができるようになり、必要な方へ必要な支援ができるようになってきました。 組織の人数が増え、運営する事業規模を拡大していくなかで、それを支えるバックオフィスの体制強化も必要となりました。そこでD×Pでは、新たに経理担当を募集します。
経理チームでは、通常の請求書の処理業務に加え、ユキサキチャット事業による若者への現金給付、NPOならではの助成金会計報告などの業務があります。 それらを正確に処理する一方で、銀行口座を持たないもしくは持つことができない若者に、どうすればより早く・安心に現金給付を行えるのか、新たな手段について常に情報収集を行ったりもしています。 また、現場で若者と関わるスタッフにとって、経費精算にかけられる時間にはいつも限りがあります。「どこの会社でもこんな感じだから」「これくらいできて当然」などと思うことなく、「ひとりひとりと向き合い、学ぶ」ことで、細かなルールを見直し、誰でも正確に・わかりやすくできる経費精算できるフローを作れるよう、改善を繰り返しています。
すでに世の中にノウハウがあるものは積極的に見つけて取り入れつつ、ないものについては限りある情報の中でも最善だと思われる決定をする。決まったルールに従わされるばかりではなく、自分の思うベストなルールを実現できるよう取り組める環境があります。
そんなD×Pの経理担当として、一緒に働きませんか?
D×Pが取り組む社会課題
わたしたちが取り組む社会課題は、10代の孤立です。若者の孤立は、不登校・中退・家庭内不和・経済困窮・いじめ・虐待・進路未定・無業などによって、いくつかの安心できる場や所属先を失ったときに起こります。D×Pは定時制高校や繁華街での取り組み(オフライン)とLINE相談(オンライン)で、全国の10代と出会いサポートをしています。
代表メッセージ
D×Pのビジョンは「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」です。そこで働くスタッフが、自分の未来に希望が持てないような状況はつくりたくないと思っています。ひとりひとりが自分の良さをいかせる働きやすい組織体制をつくるために、待遇改善や制度導入を進めています。ひとりひとりが自分の未来に希望を持てる組織とはどういうものなのか、どう実現していくのかを一緒に考え、アクションを起こすメンバーとともに、次の10年のD×Pをつくっていきたいと思います。ご応募お待ちしています!
今井 紀明
認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長
1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。神戸在住、ステップファザー。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後友人らに支えられ復帰。偶然、中退・不登校を経験した10代と出会う。親や先生から否定された経験を持つ彼らと自身のバッシングされた経験が重なり、2012年にNPO法人D×Pを設立。
経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、LINE相談「ユキサキチャット」や定時制高校での授業や居場所事業を行なう。10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。
想定している仕事
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日常管理、月次決算、年次決算など
仕訳、証憑書類の管理、振込承認や入出金管理などを指す日常管理から、月単位で行う月次仕訳や予実管理、年単位で行う年次決算・監査対応まで主担当として担っていただきます。 -
アルバイト、委託業者の進捗確認
経理業務を担うアルバイトや委託業者に対し毎月のスケジュールを作成して業務依頼を行います。その後の進行状況確認、ヘルプ、サポートなどを行います。 -
フローの見直しやルール策定
法改正や助成団体からの指示、組織規模の拡大により、フローを見直す必要が生じた際には見直しを行います。判断に悩むものについては、別職員や顧問税理士に相談を行った上で最善だと思われる決定をし、フローを作成し、スタッフが使用するマニュアルに落とし込みます。
D×Pで働くとは
入社すると一緒に働くことになるスタッフに聞いてみました。
Q. NPOだからこそ感じる仕事のやりがいはなんですか?
Q. 職場の雰囲気はどうですか?
Q. フレックスタイム制を活用した働き方を教えてください。
D×Pスタッフが大切にする4つの姿勢
全ての姿勢に共感し、体現しようとする人が働いています。
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否定せず関わる
相手や自分の価値観やあり方を否定せず、背景に思いを馳せて関わろう。「否定しない」と「関わる」の両方を大切にし続けたとき、だれかの可能性がひろがる環境が生まれる。 -
ひとりひとりと向き合い、学ぶ
「◯◯の人たち」とまとめることなく、ひとりひとりに向き合おう。年齢や性別、社会的な肩書で決めつけず、それぞれのバックグラウンドを持つ人から学ぶ姿勢を持ち続けよう。 -
オーナーシップを持つ
実現するのは、どこかのだれかではなく自分自身。自分の中に湧いた違和感に素通りせず、納得いくまで仕事をしよう。アイディアもいいけど、実現に向けて自ら一歩を踏み出そう。 -
翻訳者になる
世の中の多数の人に届かない、声なき声に気づいてすくいとろう。わかった気にならず、「現場」に足を運び肌で感じよう。そしてだれかに伝わる言葉に変える翻訳者になろう。
一緒に働く職員からのメッセージ
マネージャー
中西 真由
10代のためのLINE相談ユキサキチャット事業(および現金給付・食糧支援)にて2023年度には2391万円の現金給付を行いました。ユキサキチャットは全国の12,000名(※2023年11月時点)を超える13〜25歳の若年層が登録しています。必要に応じて現金給付・食糧支援を実施しながら、自治体や他団体とも連携して相談者の生活をサポートしています。相談者からの依頼が多い時には毎日振込業務が発生します。たった数件ずつなら、後日まとめて振り込んだ方が効率的だという考え方もあると思います。それでも、ひとりだけでは立ち行かず不安な気持ちで過ごしている状態の若者に1日でも早くお金を届けるために、社内業務効率を重視する為に振込業務を行う日を限る判断は行いません。大事にするところは守り、変えるべきところは変えていける経理チームでありたいと思っています。これからルール化していくべき課題があります。私たちと一緒に議論し、考える、経理担当になりませんか?
オンライン採用説明会動画
※必ずご視聴の上、ご応募ください。
期間限定で公開しています。
募集要項
業務内容 |
※その他、複合機やWi-Fiの不具合など実地対応が必要なSE業務を他スタッフの指示のもと行なっていただく場合があります。 |
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対象人物像 |
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応募資格 |
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推奨経験・資格 |
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勤務場所 | 主な就業場所は、D×P天満橋事務所、および、ご自宅です。 540-0032 大阪市中央区天満橋京町1-27ファラン天満橋33号室(京阪線・大阪市営地下鉄 天満橋駅から徒歩2分) ※週2日出社/週3在宅勤務を想定しておりますが、出勤頻度は今後変更になる可能性があります。 |
雇用形態 | 契約社員(雇用契約を締結してからまずは1年契約を想定、契約更新の相談可能) |
勤務時間 | 週5フルタイムの場合、フレックスタイム制度にて、9:00〜22:00の間で実働1日平均8時間 |
給与 | 契約社員(週5フルタイム)の場合、年収360〜480万円程度(寸志込、相談可) |
福利厚生 | ■社会保険(契約社員の場合): ■交通費: ■福利厚生(契約社員の場合):
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休日・休暇 | ひと月のなかで最低週休2日分相当の時間数分が取得可能です。 年間126日相当分の休日あり ※年次有給休暇は6ヶ月勤続後に取得となりますが、入職から半年間は「新入スタッフ休暇制度」で5日間の有給休暇が付与されます。 |
募集人数 | 1名 |
応募締め切り | 2024年4月28日(日)まで ※なお、エントリーフォームをお送りいただいてから3営業日以内に書類選考の結果をお知らせします。 |
採用フロー
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エントリーフォームとPCスキルチェックシートのご送付 ▶その後書類選考
PCスキルチェックシートはこちらからダウンロードして、エントリーフォームに添付してください。 -
一次面接(オンライン)
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課題のご提出
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二次面接(対面)
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三次面接(対面もしくはオンライン)
※D×Pにおける面談は、「一方的に審査する場」ではありません。D×Pと応募者の方がお互いのことを知って、ともに働いていけるかを模索する場です。
お問い合わせ
当求人に関するご質問や不明点はdreampossibility+mid@recruit-mg.com(担当:行政)までご連絡ください。